☆・・・面白かった。
恋愛話はそれほど凝った内容ではない、が、この作品では、心の中に存在する5人の「個性」が、主人公イチコの言動を「会議」するのが特色。
5人の個性は「理性(西島秀俊)」「ポジティブ」「ネガティブ」「衝動」「記憶」・・・、たまに、「欲望の暴走」が出現する^^;
悔しいけど、真木よう子が可愛い。
やや人工的な美に見えるのだが、全編を通して動きの中でも可愛いので、美しいのだろう・・・。...
その好きになった若い彼氏とのすれ違いの恋が描かれる。
お互いなのだが、間の悪さもあり、過去の過ちもあり、プライドもあり、素直になれない点もある。
その都度、心の中の「会議」が行われ続ける。
そして、好きな相手との交際は、いつしか、「ポジティブ」が休眠している自分に、イチコは気づくのだった。
自分の大事な個性を殺してまでの交際とは何なのだろうか?
イチコは決断するのだった。。。
(2015/05/10)