☆・・・長崎は五島列島を舞台にした、
東京で傷つき帰郷、代理教師となった高慢なピアニストの先生と、
純朴な、でもそれぞれの悩みを抱えた合唱部の少女・少年たちとの物語。
色んな効果を狙って伏線を張っているが、それはあまり効果を発さず、でも、なかなか感動する物語であった。
主人公がクリスチャンだったり、自閉症の子がメインの一人に据えられたりと斬新さもある。...
ピアニストの女教師を、かつてポッキーのCMで、リズム感が皆無なことを示した新垣結衣が演じているが、今作は、その表情の変化だけで、こちらに気持ちを伝える演技がなかなか良かったなぁと思った。
そもそも美人だし^^;
合唱部がコンクールで歌う曲が「手紙 〜拝啓 十五の君へ〜」で、そのベタさにゲンナリさせられたのだけど、最後の最後まで、その楽曲が作中で歌われないのは好感である。
もっと流されまくるのかと思っていた^^;
合唱部の指揮者の子が、私の好みのドンピシャであった。
皆さんは、「えっ? あの子ぉ~」と思うかもしれないが、
私は、あのような、ちょっと神経質なまでに繊細かつ華奢な子が好みで、丸顔のショートカットで、あごのラインがシャープで可憐だ。
すると、エンドクレジットで、その子の名前がわかった。
いやいや、驚いた。
私の大好きな、葵わかなちゃんじゃないか!(「陽だまりの彼女」は良かった!^^ 元乙女新党!)
ホント、私の好みは一貫しているぞ!(←だったら気づけよッ!?^^;)
(2015/03/08)