☆・・・わたすの赤ちゃん好きは有名だが、1991年の日記に、日本テレビのドキュメント番組『Time21「幸ちゃんは二歳・たった一人で海を渡った」』を見て大泣きしたことが記してあった。
「親に捨てられた幸ちゃんが、養護施設で保母さんに愛情持って育てられ、異国に引き取られていく物語」
確か、その年のドキュメント大賞をとったと記憶する。
で、10年ほど前に、それについて調べたら、当時は、富山かなんかのビデオ図書館に、そのビデオが保管されていることを知った。
だが、富山は、ちょっと遠過ぎた・・・。
・・・と、最近、ふと思い出して、そのタイトルを検索してみたら、YouTubeに全編がアップされていた・・・。
私は泣きたくないので見ることが出来ない。
でも、あなたたちは見ろ!
幸ちゃんは、その保母さんを「ママ」とかじゃなくて、名前で呼んでいた。
里子に出される日が近づくと、お互いに情が湧いてしまうので、保母さんは、園内で、幸ちゃんからなるべく離れるようにする。
赤ちゃんは、そういった点では鋭敏なので、なにか異変を察知し、養護園の中を保母さんの名前を、泣きながら呼び探し求めるのだ。
自分の名前を呼んで泣いている幸ちゃんの声を聞きつつ、保母さんは陰で涙を流すのだ・・・。
https://www.youtube.com/watch?v=xGqKoY6OPSA
産みのお母さんには、それでも、元気に生んでくれて感謝、とさえ思う。
(2014/11/18)