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Channel: 『甘噛み^^ 天才バカ板!』 byミッドナイト・蘭
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[不審者情報「お父さんは痴漢症!」の巻]

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☆・・・私の住んでいる地域は、最近、やたらと不審者が多いようだ。

 と言うのも、知り合いがいつも、地域の自治体が送信している不審者情報を、頻繁に、日に何度も、私にメール転送してくるのだ。

 「あんまし派手に動かないように」とか一言付け加えて^^;

 だから、私も、「そこはあなたのテリトリーでしょ?」とか「二十代後半じゃ、おばさん過ぎて、私の範疇じゃないっス」とか返信していたのだが、

 毎日、送ってくるので、しまいには、「しつこい!」と腹が立ち、面倒になって無視している。

 基本、私は、「時間・仕事の奴隷」なので、朝から晩までスケジュールがギッチリで、犯罪に身を染める暇などない。

 あんたみたいな、ストーカーなんて、もっての外だ^^;

 ・・・日に何度も送られてくる不審者情報などは、同じ痴漢に思えるのだが、場所が異なっていて、その痴漢の移動がGPSのようにわかって面白い。

 メールには、痴漢がどのように声を掛けてきたかなどが報告されているのだが、最初は、回りくどい声掛けをしているのだが、何通か後になると、「いきなり体を触った」だとか、痴漢がなりふり構っていられない状況が伝わってきて面白いのだ。

   ◇

 そんな話を女の子と話していたら、その子が、かつての少女時代に遭った痴漢の経験をたくさん語ってくれた(「少女時代」って言っても韓流のことじゃないよ)。

 そのうちの二つ、「危険なのはちゃんと結婚し子供がいるお父さん」というテーマの話を書きます^^;

 その子、渚ちゃん(仮称・小4)が帰宅していると、車に乗ったおじさんが、窓を開けて、となりの駅への道を聞いてきました。

 渚ちゃん、拙くも、まだ舌っ足らずな口調で説明します。

 が、おじさん、何度 渚ちゃんが説明しても、「えっ? わかんない、もう一度!」と言います。

 渚ちゃん、ふと、車の窓の中を覗きました。

 と、そこには、ギンギンのオチンチン!

 いきり立って鎌首をもたげた赤銅色の今まで見たことも姿のオチンチンを見たとき、渚ちゃんは、疑問に思っていたことを口にしました。

「香織ちゃんのお父さんでしょ、隣りの駅までの道、知らないの?」

 すると、血相を変えた香織ちゃんのお父さん、凄まじいスピードで車を飛ばして逃げて行ったとのこと・・・。

   ◇

 渚ちゃんも高校生になりました。

 電車通学です。

 ふと気づくと、いつも、ラッシュアワーの自分の近くに立っているおじさんがいました。

 試しに、翌日は車両を変えると、そこにもまたいつものおじさん。

 翌日も翌日も、そこにはいつものおじさん。

 そして、とある日、座っている渚ちゃんの前に立ち、満員電車にかこつけて、吊革と地面を軸にして、体をギューーッとエビ反りさせ、股間を渚ちゃんの顔面に近づかせようとする、いつものおじさんがいた。

 苦難に遭うと、遠い記憶の中から、天啓が訪れるのが渚ちゃんシステム!

「コウイチ君の、お父さんですよね?」

 その翌日から、通勤電車の中で、コウイチ君のお父さんに会うことは二度となかったということです・・・。

   ◇

 お父さんというのは、奥さんをパートで働かせつつ、外で何をやらかしているか分かったもんじゃないっス・・・^^;

                                                               (2014/10/06)


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