☆・・・「産経抄(2014/10/04付け)」
《韓国はきのう、「開天節」という建国記念日にあたり、祝日だった。当然、役所は休みで、ソウル中央地検は、2日に小社の加藤達也前ソウル支局長への出国禁止処分を早々と15日まで延長した。
▼昔は、といえば年寄りめくが、日本でも韓国でも重要案件を担当する検察官は、「HERO」でなくても、休み返上で捜査に当たったものだ。加藤前支局長の出国禁止措置は、延長せずとも5日まで有効で、なんとものんびりしている。
▼加藤前支局長がなぜ8月以来、出国禁止処分を受けているのか。もうお忘れになった方のためにおさらいしておくと、韓国の旅客船が沈没し、多数の死傷者が出た4月16日、朴槿恵大統領に動静が分からない7時間の空白があった。
▼韓国の野党は、「7時間の空白」を攻撃した。有力紙も取り上げて話題になっている、という事実をまとめ、独自取材を加味して前支局長はネット記事にした。これを市民団体が名誉毀損(きそん)だと訴え、ソウル中央地検から事情を3度にわたって聴かれた次第である。
▼出国禁止処分の延長は6回目となり、2カ月近く出国できない状態が続いている。おかげさまで、前支局長は元気いっぱいだが、発令された社会部編集委員の仕事はいまだにできない。「報道の自由への侵害」を持ち出すまでもなく、国ぐるみの嫌がらせといっても過言ではない。
▼彼が、初めて事情を聴かれたのは8月18日。朝日新聞が慰安婦報道を一部訂正し、大きな波紋を呼んでいた時期で、かねて慰安婦問題の真相究明に努めてきた小紙を韓国が狙い撃ちにしたのではないか、という論評さえある。漢江の奇跡をなし遂げた偉大な父の娘である大統領は、そんな狭量ではあるまい、と抄子は信じて疑わぬが。》
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なんちゅうか、根が深い事件である。
日本による韓国併合が起源ではない。
朝鮮人の誕生という民族的・歴史的・生物学的に鑑みた精神構造に由来している。
セウォル号の沈没に伴う朴大統領の、不明であった時間の動向を、韓国の主要メディアを含めた報道をまとめ、産経新聞が日本に配信したら、その支局長が出国禁止処分になっている事態だ。
そもそもが、ダダ盛れ状態で、韓国マスコミが垂れ流していたニュースである。
何故か、間接的に報告した産経新聞がつるし上げにされる。
スケープゴートである。
これにて、朴政権は、韓国マスコミの報道も制することができよう。
面白いのが、自分たちの報道を拡散してくれるということは、本来 喜ぶべきことなのに、韓国マスコミが、これについて、痛し痒しな思いになっていることだ。
朴政権の不手際は強く糾弾されるべきことだが、それ以上に、方向性が同じくとも、憎い日本が理不尽な不遇な目に遭うのが楽しくてしょうがないのだ。
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半島人(朝鮮人)は、・・・いや、特に韓国人は、たびたび、このような「論理的な矛盾」に立ちはだかられ、それを受容する国民的な「宿痾」のうちにある。
半島という地理が、どうしても、大陸と海洋の狭間で「板挟み」を余儀なくされる。
大陸=中国=力・・・、海洋=日本=(手前みそだが^^;)道理・・・、と考えても良い。
そして、半島では、正義や論理が、感情によって封じ込められるのが常態としてもある。
半島=朝鮮=感情・・・、と言ってもいいだろう。
だからなのである。
韓国人は、理屈や力で追い込まれると、民族的な疾患「火病」を起こすのである。
《・・・火病もしくは鬱火病は文化依存症候群(文化結合症候群)のうち、朝鮮民族特有の精神疾患と指摘されている病気である。元来は環境要因による風土病と考えられている。韓国の会社員の35.2%が、好ましくない上司と後輩を見た時に、火病になるとされている。・・・》
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それから、最後に一言だけ、文中にもあるが、韓国に限らず、日本でも、「市民団体」という言葉には、皆、眉に唾して観察し続けた方がいいからね^^v
基本、自分らが民主主義に則って選挙で選択した政治を蔑ろにして、自分ら独自で動いている組織というのは、その目的が明確でない段においては、非常に胡散臭い団体と思った方がいいぞよ。
(2014/10/04)