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Channel: 『甘噛み^^ 天才バカ板!』 byミッドナイト・蘭
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[アイドルの握手会に行く(フェアリーズ・後編)]

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☆水道橋の改札で、若い同僚と落ち合い、会場に向かう。

 ちょいとワクワクしている自分。

 会場には、既に大勢の人が詰めかけていて、握手券付きの新曲のCDを買う行列が出来ていて、我々も並ぶ。

 中学生・高校生くらいの女の子が多い。

 アイドルに憧れているのだろうが、彼女たち、充分に可愛い^^

 イベント限定のCDを買う。

 1080円だ(税込)。

 握手券もついていれば、メンバー一人の生写真も貰え、袋の中に、メンバー1人のポストカードも入っており、更には、CDの梱包内には、メンバー六人のトレーディングカードが入っている。

 そもそも、このグループのミニステージも無料で見られるわけだし、1080円で申し訳なく思うのだ。

 生写真は、一緒に行った人の一押しの伊藤萌々香を貰っておいた。

 ポストカードは、藤田みりあが入れられていた。

 さて、後はリハーサルまで、特にやることもないので、のんびり座っていた。

 と、ステージに設えられていた巨大モニターに、新曲の「スーパーヒーロー」のPVがヘビーローテーションで流されていた。

 結局、リハーサルはなく、開演までの一時間以上、ずっと、そのPVを見せられた。

 そんな中で、6人のメンバーの中で、スッとした輪郭に、くっきりとした瞳、黒髪ロングのスラーっとした肢体の少女がやたらと心に残った。

 繰り返し、PVを見てたら、次第に6人の個性が感じられてきた結果だ。

 下村実生さんだそうだ。

          

 6人の美少女の中、特に私好みだ^^

「ああ、俺はこの子に会いに来たんだな」と理解した。

 それと、私が仲良くしていている元モデルの奥さんがいるのだが、容姿髪型も似ていて、元モデルつながりもあり、、藤田みりあさんも気になった。

 さて、開演時間となった。

 この新曲の衣装は、黒系のものと、白系のものがある。

 私は、白系を着用した実生さんをみたいなと思ったら、メンバーは、今回、白系衣装で登場したので嬉しかった。

 なんか、脚を覆うシマシマ衣装がバンデージっぽいのだ^^;

     

 が、雑踏が凄すぎて、ステージが遠過ぎて、踊り歌うメンバーを充分に見れなかった。

 しかし、その生歌の声には張りがあり、「歌、うまい!」と感心させられた。

 ・・・さて、握手会である。

 なんか、私、無性に恥ずかしかったので、詳しくは書かない^^;

 ただ、会場スタッフにとっては、AKBの事件があったし、きっと、私みたいな者は「要注意人物」だったんじゃなかろうか^^;

 メンバー6人と握手を交わしていく。

 みんな可愛いし、その、それぞれの手の柔らかさには感動した。

 と、同時に、こんな柔らかい手の女の子たちを傷つけることなんて出来ないと思わせられる。

 どんなことあっても、守るべき存在だろうし、そんなアイドルたちに、我々は精神的に守られるのである。

 その、相互関係・・・。

 私は緊張しまくって、握手会には参加しないで遠くから私を見ていた別の同僚は、後から、「腰が引けまくっていましたね^^;」と教えてくれた。

 が、私は、頭の中が真っ白な状態で握手しまくった。

 最後の子に、「僕、今日が初めてなんですよ・・・・」と言うと、「えっ!」と目を輝かせて、「楽しんでいただけましたか?」と言う娘がいた。

 私の不浄な右手を、その子は、両手で包み込んでくれて、離さなかった。

 私は、その時、控えめだった視線を、相手に向けた。

 藤田みりあさんだった。

 暑い日だった・・・、優しい笑顔、その鼻の周囲には、玉の汗が浮かんでいた。

 猛烈に感動し、心を打ち抜かれるのだった・・・!

     

                                            (2014/06/03)


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