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Channel: 『甘噛み^^ 天才バカ板!』 byミッドナイト・蘭
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[「三遊亭鬼丸&天どん・月イチお茶のみ落語」に行った(後篇)]

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☆間が空いてしまったので、簡単に書く。

 ・・・しかし、私の店に来るお客さんにはディープな「FM NACK5」リスナーが多く、私が「GOGOMONZ」で投稿が読まれていると聞くと、尊敬のまなざしを向けてくるのが嬉しい。

「最近は、この間のかおりん(横田かおり)の対鬼丸ブチ切れ事件から、かおりんも面白くなってきているんだよね」

「うん、笑いにつなげるボキャブラリーが、温存されていたみたいで、絶妙に出てくる『一周回って』とか『先を読むなぁ!』とか、セリフ回しも面白いんですよね」

「セリフ回しは、鬼丸師匠に無意識に学び、家で旦那さん相手に練習も出来ているんじゃないかなあ」

「毎日のテーマに沿ったエピソードの会話の流れもうまい」

「・・・この間は、鬼丸落語を聞きに行ったんですよ。生鬼丸ですよ」と、私、自慢する。

「へーっ、どうでした?^^」

「鬼丸師匠って、変な顔してますよねぇ、でも、落語の紋付を着た鬼丸師匠は、なかなか格好いいです」

   ◇

 ・・・どうも、イメージ的には、頭がデカい鬼丸師匠だったのですが、今回は、ダイエットが成功しているせいか、小顔で、誰かに似ていると思ったら、渡部篤郎ぽかった。

     

 まあ、それはさておき、鬼丸師匠の一席目「宿屋の仇討ち」は面白かった。

 これもネタ卸しなのだろうか?

 私はこのような、オチのどんでん返しに至る世界が、過去からの因縁の中で入り組んで構築され、途中 繰り返しの面白さが利いている作品が大好きで、鬼丸師匠、うまく聞かせてくれる。

 ・・・で、仲入りとなった。

 トイレに行こうと思ったら、隣の母親がバッグを置いて先にトイレに行きやがった。

 バッグを盗まれる可能性があるので、私、牛歩の母親が帰ってくるのを待ってから、トイレに行く。

 そして、そそくさと戻ってくると、会場の和室の前に、鬼丸師匠が行ったり来たりしていた。

「あっ!」と私が驚くと、

 鬼丸師匠が、笑顔で「お待ちしておりました」と笑った。

 この笑顔は、母親が「面白くて卑怯^^」とよく言うケロロ軍曹みたいな笑顔だ。

     

 どうやら、私がトイレから帰るのを待っていてくれたらしい。

 私は恐縮しつつ会場に戻る。

 私は、映画にしても観劇にしても、上演が始まってから入るのは、感動の構成要素が減じるので嫌なので、鬼丸師匠が私抜きに話し始めないで嬉しかった^^

 これも、私の人徳だろう・・・^^;

 演目は「たいこ腹」

 鬼丸師匠、このようなリアクションが重要な噺は独壇場だ。

 若旦那の、道楽独学で始めた鍼灸の犠牲になる幇間(たいこ持ち)の話。

 痛みが伝わってきました。

 続いて、本日のトリ、三遊亭天どん師匠の「山崎屋」

          

                            ・・・「夢にときめけ 明日にきらめけ」的な顔ではある。

 これも放蕩若旦那の話。

 と、思いきや、若旦那がゲットした花魁の話になっていく。

 天どん師匠、午前の落語会だが、だんだんと調子が出てきて、それでもズラズラと語るのだが、盛り上げてきた。

 楽しく聞いた。

 後日、ラジオで鬼丸師匠が天どんさんを評していたのだが、この「やる気のないズラズラ喋り」こそが、天どん師匠の個性となっていて、今、かなり売れっ子なのだそうだ。

 会を終え、控室のふすまが開いていたので盗み見ると、鬼丸師匠、やっぱりすでに着替え終えていて、カジュアルな私服でお偉いさんと話をしておりました^^;

                                            (2014/04/29)


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